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【静岡】「食べる梅ラー油」 富士宮の農家開発

ジャンル・エリア : グルメ | 特産 | 静岡  2016年06月07日

特産の梅を使った新商品の完成を喜ぶ佐野さん=富士宮市稲子地区で

特産の梅を使った新商品の完成を喜ぶ佐野さん=富士宮市稲子地区で

◆12日にイベントで発売

 特産品の梅を使った土産物の開発を進めてきた富士宮市稲子(いなこ)地区の梅農家たちが、青梅をラー油漬けにした新商品「食べる梅ラー油」を完成させた。12日に地区の温泉施設「ユー・トリオ」で開く「梅の里 稲子まつり」で発売する。

 食べる梅ラー油は稲子産の梅をにんにくやネギ、トウガラシと一緒に油漬けにした。梅ならではの食感を出すため、一度カリカリ梅に加工したものを材料にした。開発の中心となった梅農家の佐野美喜男さん(72)は「歯応えが楽しめて風味もよく、ご飯のおかずにぴったり」とほほ笑む。

 稲子地区は1960年代から梅栽培に力を入れ、90年代には酒類用の出荷で潤った。その後低迷したが、梅農家は土産物の開発を考え、地域活性化の夢を再び梅に託す「梅のつづきプロジェクト」と命名。昨年11、12月にウェブ上で出資金を募るクラウドファンディングサービスで100万円を集めた。

 梅農家らは出資金を基に静岡市の食品コンサルティング会社「アビリティフィールズ」と開発を進めてきた。梅の在庫の都合から、今年の販売は稲子まつりに限定する。ほかにも梅の土産物の開発を目指し、来年春に数点をそろえて通年販売に乗り出す予定だ。

 佐野さんは「梅を使った地域振興にようやく一歩を踏み出せた」と喜んだ。

 食べる梅ラー油は130グラム入り、税込み1200円。稲子まつりの問い合わせは、市観光課=電0544(22)1155=へ。

(小佐野慧太)

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