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【富山】日本刀の美 発信拠点 富山 森記念秋水美術館が開館

ジャンル・エリア : 富山 | 文化 | 歴史  2016年06月12日

刃文が美しい日本刀が並ぶ館内=富山市の森記念秋水美術館で

刃文が美しい日本刀が並ぶ館内=富山市の森記念秋水美術館で

 日本刀200本以上を所蔵する森記念秋水美術館が11日、富山市千石町1に開館した。日本刀を常時展示する美術館は全国的にも珍しく、担当者は「武器としてだけでなく、日本刀の芸術性に触れてほしい」と話す。月曜休館で、月曜が祝日の場合は火曜休館。入館料は一般1000円、高校生500円、中学生以下は無料。

 鉄筋4階建て延べ約2100平方メートルで、富山市の医薬品製造販売業リードケミカルが開館した。同社の森政雄社長は、富山空襲で焼失した父親所有の刀剣を集め直そうとして、会社が軌道に乗ると、刀剣の収集を開始。次第にその美しさに魅了された。こうした美術品を後世に伝え、富山市の中心市街地の活性化にも貢献しようと、開館した。「秋水」は、曇りなく研ぎ澄まされた日本刀を表す言葉という。

 11日に始まった所蔵名品刀展では、平安中後期から昭和までの刀剣28点、刀装具11点、甲冑(かっちゅう)など4点の計43点を展示。白く浮き立つ刃文が美しい国重要文化財の「虎徹(こてつ)」や水墨画のような刃紋が魅力の「正宗」のほか、鎌倉から南北朝時代の越中刀工の作も飾られている。

 開館記念特別展として、元首相の細川護熙(もりひろ)氏が手掛けた陶器なども9月4日まで展示している。(豊田直也)

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