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【富山】戦時下 高岡の暮らしは 市博物館「平和都市」10周年記念展

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 歴史  2016年07月25日

戦時下に使われた軍服や出征兵士送迎旗などの展示=高岡市博物館で

戦時下に使われた軍服や出征兵士送迎旗などの展示=高岡市博物館で

 高岡市の平和都市宣言10周年を記念した特別展「戦時下の暮らし」が、同市博物館で開かれている。入場無料。10月10日まで。

 米空軍が高岡を含む12都市を爆撃することを書いた空襲予告ビラ、同市戸出町にあった戸出物産が納めたとみられる軍服、出征兵士送迎旗、昭和刀(軍刀)、家族に送られた軍事郵便など、館が記念に収蔵した資料を含む117種類261点を展示する。

 「赤紙」と呼ばれた召集令状(複製)や日の丸寄せ書き、防空頭巾、国民服、折り畳み式電灯カバーなど戦時下に使われた品も紹介。子どもと戦争をテーマにしたコーナーには、「大和魂」「軍旗」といった文字を書くための小学書方手本など戦時下の教科書、川原小学校講堂に掲示されていた菊花紋章、軍隊絵合わせパズルも並ぶ。高岡市定塚校区婦人会が発行した手記特集「育てよう!平和を!」の手記や子どもの作文にも光を当てた。

 市町村合併で後の新市として2006年に平和都市宣言して10年が経過し、館に新たな資料が増えたことから企画した。

 仁ケ竹亮介主査学芸員(41)は「戦争の愚かさや悲惨さを知ってもらうきっかけになれば。特に若い人に見てほしい。実物の資料から何かを感じ取り、改憲などについても考えてみてほしい」と話した。

 8月20日午後2時~3時半には、講演会「戦争と子ども-学童集団疎開の記憶-」を館で行う。講師は富山近代史研究会理事の須山盛彰さん。定員は先着80人。受講料は300円。

 学芸員による展示説明会は8月13日と9月24日のいずれも午後2時から無料で。開館は午前9時~午後5時。月曜休館。 (武田寛史)

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