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【滋賀】兜の形に美しさ感じて 彦根城博物館で変遷たどる展示

ジャンル・エリア : 展示 | 歴史 | 近畿  2016年08月24日

さまざまな兜が並ぶ会場=彦根市の彦根城博物館で

さまざまな兜が並ぶ会場=彦根市の彦根城博物館で

 兜(かぶと)の変遷を紹介するテーマ展「兜 その形と美-星兜から変わり兜まで」が、彦根市の彦根城博物館で開かれている。博物館や個人が所蔵する22点を展示している。30日まで。

 室町時代末期の甲冑(かっちゅう)師明珍信家(みょうちんのぶいえ)が手掛けた「鉄地六十四間小星(てつじろくじゅうよんけんこほし)兜」(市指定文化財)は64枚の細長い鉄板を接ぎ、それぞれびょうで留めている。頭部を覆う「鉢」の表面に出ているびょうの頭を「星」と呼ぶため「星兜」と呼ばれる。

 彦根藩の初代藩主井伊直政が所用したと伝わる「朱漆塗紺糸威桶(しゅうるしぬりこんいとおどしおけ)側二枚胴具足」(県指定有形文化財)は、長さ約80センチの大天衝(おおてんつき)を脇立(わきだて)にしている。目立った装飾が施され「変わり兜」の1つとして知られる。このほか、鉢を縮めてたためる提灯(ちょうちん)兜や、人間の頭に似ている頭形兜などが並ぶ。

鉄地六十四間小星兜=彦根城博物館提供

鉄地六十四間小星兜=彦根城博物館提供

 学芸員の古幡昇子さんは「兜の形状を見て美しさを感じ、当時の鉄の加工技術についても知ってもらいたい」と話している。

 入場料は一般500円、小中学生250円。(問)彦根城博物館=0749(22)6100

 (木造康博)

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