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【三重】和菓子7店がコラボ商品 9月から桑名で「村正」特別展

ジャンル・エリア : グルメ | 三重 | 展示  2016年08月31日

桑名市内7つの和菓子店がアイデアを競う「妖菓村正」=桑名市の昭和印刷で

桑名市内7つの和菓子店がアイデアを競う「妖菓村正」=桑名市の昭和印刷で

 室町から江戸時代にかけて桑名で作られ、「徳川家に仇(あだ)なす」という妖刀伝説でも知られる「村正」の特別展が9月10日から10月16日まで、桑名市博物館で開かれる。特別展に合わせ、市内の和菓子店がコラボ商品を発売するほか、刀に触れられる特別鑑賞会も開かれる。

 コラボ商品は「妖菓村正」。市菓子業組合加盟の7店が売り出す。各店主が「妖刀」をイメージし、見た目や味に工夫を加えた。

 7店はゑびすや(福江町)、保々屋(北寺町)、栄昌堂(中央町)、三福(福島)、玉川軒(相川町)、兎月堂(大央町)、長島万寿園(長島町福吉)。

 栄昌堂は餅生地にあんを包んだ羽二重餅風で、他の6店はあゆ菓子を下地に改良した。村正の大きく美しい刃文、独特の形状を再現している。

 兎月堂はストロベリー味の赤い牛皮を、チョコレート味の皮で包んだ。店主の岡井昭人さん(57)は「血を思わせる赤い牛皮で妖刀っぽさを出してみた」。牛皮に梅を使用したゑびすやの西脇成太郎さん(66)は「桑名藩主松平家の家紋、梅をヒントにした」と話す。

 相馬泰夫組合長(59)=保々屋=は「都まんじゅうに続く、桑名の新しい名物になれば。“七人の侍”のアイデアを味わってほしい」とPRする。

 販売期間は特別展の会期で、価格は店によって異なり1個150~200円。栄昌堂と玉川軒は1000円の箱入りでのみ販売する。

特別鑑賞会に出品される「村正初代」=桑名市の昭和印刷で

特別鑑賞会に出品される「村正初代」=桑名市の昭和印刷で

◆市民会館では日本刀鑑賞会も

 鑑賞会は、中央町の市民会館で開かれる。特別展に協賛する昭和印刷(安永)が愛好家に依頼し、村正を含む日本刀10振りが出品される。

 長野県坂城町の刀匠宮入行平さんを講師に招き、村正と桑名の歴史背景、刀の解説、鑑賞マナーを学ぶ。村正2振りのほか、則重や兼元など、鎌倉~江戸時代に打たれた刀を手に取って鑑賞する。

 目玉は刃長約80センチの「村正初代」。刀剣に詳しい関係者は「村正は波が大きくうねるような『のたれ』と呼ばれる刃文と、刃の部分がふくらみ、手元に向かって締まる『タナゴ腹』という造りが特徴。間近で見られる貴重な機会」と語る。

 9月10、11日と10月1、2日の午前、午後の計8回。参加料3000円で、各回先着48人。10日は既に予約で埋まっている。

 (問)昭和印刷=0594(27)0221

 (遠藤康訓)

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