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【福井】コウノトリに50日間密着、愛の現場激写 越前町の彫刻家

ジャンル・エリア : 展示 | 生き物 | 福井  2016年09月05日

越前市白山地区の野外で暮らすコウノトリのカップルの写真などを披露する吉川さん=越前市で

越前市白山地区の野外で暮らすコウノトリのカップルの写真などを披露する吉川さん=越前市で

 越前市白山地区の野外で生息する国の特別天然記念物「コウノトリ」のカップルに50日間密着して写真を撮り続けた越前町の彫刻家が、9枚1組の作品に仕上げた。福井市の県立美術館で7~11日に開く金沢美術工芸大(金沢市)卒業生の作品展「KANABISM(カナビズム)福井展」に出展する。

 制作したのは越前町小曽原の吉川弘明さん(68)。作品は縦84.1センチ、横118.9センチの額の中に、縦25.4センチ、横36.5センチの9枚を並べた。

 仕事の移動で越前市菖蒲谷町にあるコウノトリの飼育ケージ近くを通り、天井のネット上にカップルが営巣しているのに興味を持った。

 5月29日から巣の近くで密着し、夏場は電信柱の影で猛暑をしのいだかいもあり、カップルの交尾や、パートナーが巣に戻るとクチバシを合わせて迎える場面など貴重な写真の撮影に成功。巣の前を散歩する住民の写真なども採用した。

 吉川さんは「コウノトリが来て、住民らの長年の環境保全の取り組みが盛り上がっている。作品を見て現地に行ってもらえれば」と話す。

 (山内道朗)

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