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【滋賀】曳山まつりの由来探る 長浜で絵図やびょうぶ30点展示

ジャンル・エリア : 展示 | 歴史 | 近畿  2016年09月27日

12ある山組の招き扇が描かれたびょうぶ。展示を通し、各図柄の由来を解説している=長浜市曳山博物館で

12ある山組の招き扇が描かれたびょうぶ。展示を通し、各図柄の由来を解説している=長浜市曳山博物館で

 長浜市の曳山(ひきやま)博物館で、長浜曳山まつりにまつわるさまざまな「由来」に焦点を当てた企画展が開かれている。絵図など約30点を展示し、普段は見逃されがちなまつりの原点を紹介している。10月23日まで。

 曳山がおおむね幅4.5メートルで建造された理由が分かるのが、江戸後期の中心市街地の絵図。道の幅は約6メートルほどに描かれており、通行に支障のない大きさで造られたと推察できる。

 興味深いのは、江戸後期の長浜曳山まつりと別地域のまつりの子ども歌舞伎の台本。それぞれで同じ氏名の役者が登場しており、現在の少子化以前から、他地域から役者を借りる習慣があったとうかがえる。

 12ある山組の「招き扇」が貼られたびょうぶの展示では、各山組の図柄の意味に迫っている。例えば、曳山の「翁(おきな)山」の招き扇に、翁ではなく、おたふくの図案が採用された理由については「翁面は神の面として使われるため、恐れ多く使われなかった」とパネルで一説を披露している。

 年内に見込まれるユネスコ無形文化遺産登録を後押ししようと企画。中島誠一館長は「見逃しがちな由来に目を向け、新しい発見につなげてもらえれば」と話している。

 午前9時~午後5時。高校生以上600円、小中学生300円。長浜、米原市の小中学生は無料。(問)曳山博物館=0749(65)3300

 (渡辺大地)

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