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【富山】光瑶 14歳の風景画 福光美術館 展示入れ替え

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 歴史  2016年09月27日

立山連峰を背景に富山湾を描いた「富山湾真景図」=南砺市福光美術館で

立山連峰を背景に富山湾を描いた「富山湾真景図」=南砺市福光美術館で

 南砺市福光美術館の常設展示が入れ替わり、福光地域出身の日本画家・石崎光瑶(こうよう)(1884~1947年)が10代で描いた六曲一双屏風(びょうぶ)「富山湾真景(しんけい)図」が初公開されている。

 光瑶は文展や帝展を中心に活動し、写実に基づく花鳥画を得意とした。

 富山湾真景図は同館が7月に購入。14歳ごろの作品とされ、高さ173センチ、幅346センチの2隻1組。手前には住宅が立ち並ぶ高岡市伏木の海岸沿いの風景、背景には雪化粧をした立山連峰が描かれ、きめ細かに表現された波しぶきや小舟をこぐ人々の姿が目を引いている。

 担当学芸員は、「光瑶にしては珍しい風景画。当時の情景をうかがえるほど写実的に描かれている」と話す。ほかにも、鮮やかな花の間を飛び交うインコの一群を描いた1919(大正8)年の帝展特選作「燦雨(さんう)」など9点も並んでいる。

 同館は季節ごとに常設展示を入れ替えており、今回の展示は12月12日まで。火曜休館。一般観覧料300円。 (渡辺健太)

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