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【愛知】絶滅危惧種、毎土曜に現状を紹介 東山動植物園

ジャンル・エリア : テーマパーク | 動物 | 愛知  2016年09月30日

ツアーのために作ったフリップを手にする佐々木さん=名古屋市千種区の東山動植物園で

ツアーのために作ったフリップを手にする佐々木さん=名古屋市千種区の東山動植物園で

 動物の姿はかわいく、見応えがある半面、厳しい環境にもさらされている。そんな現実に目を向けてもらうため、東山動植物園(名古屋市千種区)にいる絶滅危惧種を解説する無料ガイドツアーが10月から始まる。園の動物たちを見つめてきた千種区の佐々木シュウジさん(50)が案内する。

 広告制作業を営む佐々木さんは以前から危機にひんする動物に関心があり、4月には109種類の絶滅危惧種を紹介する写真集「東山絶滅動物園」(三恵社)を園の協力で出版した。さらに一歩進み、実際に動物を見ながら来園者と一緒に考える機会をつくろうとツアーを思い立った。

 特に佐々木さんが知ってほしいのが、生息地アフリカでの紛争や環境破壊で数を減らす「ソマリノロバ」だ。国内では東山の1頭しかおらず、「周りに家族も恋人も友人もいない。圧倒的な絶望感に思いをはせてほしい」。ほかにもクロサイやスマトラトラ、「シャバーニ」で有名なニシローランドゴリラなどから2、3種類を案内し、減少の背景を話す。

 国際自然保護連合による絶滅危惧種の分類なども佐々木さん手製のフリップで説明し、ツアーは計1時間ほど。「人間の活動で数を減らしたとしても、認識が高まることで取り戻せるかもしれない。まずは多くの人に考えてほしい」と願う。

 1日から毎週土曜の午前11時~正午に現地集合で催す。要予約で定員10人。入園料は各自負担。予約は佐々木さんらが運営する「絶滅動物園」のフェイスブックで受け付ける。

 (河北彬光)

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