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【三重】アフリカから生き生き彫刻 伊勢のマコンデ美術館で企画展

ジャンル・エリア : オブジェ | 三重 | 芸術  2016年11月16日

頭で物を運ぶマコンデ族の彫刻などを初披露した水野さん=伊勢市二見町松下のマコンデ美術館で

頭で物を運ぶマコンデ族の彫刻などを初披露した水野さん=伊勢市二見町松下のマコンデ美術館で

 開館から25周年を迎えた伊勢市二見町松下のマコンデ美術館で、初披露の作品20点を並べた企画展「マコンデの具象彫刻展」が開かれている。東アフリカの大地で、祭りや農作業を生き生きと営むマコンデ族の人々を表現した作品を楽しめる。

 美術館は1991年、名古屋市で鉄工所を経営していた水野恒男さん(75)がオープンさせた。40年ほど前からマコンデ族の彫刻に魅せられた水野さんは、タンザニアなどで2000点を収集。50歳を機に会社をたたみ美術館の館長になった。

 企画展には、マコンデ族の男性がカボチャやトウモロコシなど収穫物を頭の上に乗せて運ぶ様子を、黒檀(こくたん)の一刀彫で作り上げた作品などが並ぶ。女性が水の入った袋を頭で運びながら子どもをあやす表情豊かな作品もある。「ウジャマ彫刻」と呼ばれる組み体操のように人々が支え合う作品も目を引く。

 水野さんは「生活感がにじみ出た彫刻ばかり。繊細なバランスや滑らかな曲線を手で触れて感じてほしい」と話している。常設展もあり、民族衣装など300点も見ることができる。

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 マコンデ族はモザンビークとタンザニアの国境付近のマコンデ高原に暮らす民族。黒檀で彫られた女性の彫刻が一晩で人間になった神話が伝わっており、独自の彫刻文化が現在まで継承されている。

 企画展は来年3月20日まで。入館料は一般1000円、高校生800円、小中学生600円。毎週火曜日と12月12~16日、31日、1月1日が休館。(問)同美術館=0596(42)1192

 (関俊彦)

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