【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【岐阜】スマホかざし江戸再現 高山陣屋でアプリの実証実験

【岐阜】スマホかざし江戸再現 高山陣屋でアプリの実証実験

ジャンル・エリア : 岐阜 | 歴史  2016年11月22日

大広間にスマホをかざすと、代官らが公務をしていた様子が画面の中に再現される=高山市八軒町の高山陣屋で

大広間にスマホをかざすと、代官らが公務をしていた様子が画面の中に再現される=高山市八軒町の高山陣屋で

 スマートフォンで江戸時代の飛騨高山を再現できる-。凸版印刷(東京)が開発したアプリ「旅道」で、最新技術を使った映像で観光を楽しめるようになった。同社は21日、高山市の飛騨・高山観光コンベンション協会と協力し、国史跡の高山陣屋でアプリの実証実験をした。

 国史跡「高山陣屋」の大広間にスマホをかざすと、公務をするかみしも姿の代官たちが、そこにいるかのように画面に映る。実際の風景にコンピューターで映像を重ね合わせるAR(拡張現実)の技術を使った。大広間と拷問場所だった御白洲(おしらす)の2カ所にある「ARマーカー」という画像を読み込むことで、映像を楽しめる。

 「陣屋の当時の様子を伝えることで、より深く興味を持ってもらい、観光客増加につながれば」と同社中部事業部の森川慎二さん(34)は話す。昨年度の高山市の観光客数は434万1000人、そのうち外国人は36万4000人。アプリは英語にも対応し、今後は音声翻訳機能も追加される。VR(仮想現実)技術を使い、スマホを装着したゴーグルを着けると、人力車に乗っているような体験ができる機能も。「土産話として広めてくれたら」と森川さん。

人力車に乗ったような体験を映像で楽しめる「人力車バーチャルライド」

人力車に乗ったような体験を映像で楽しめる「人力車バーチャルライド」

 ほかにも、さるぼぼや飛騨の日本酒などを紹介する動画や、風景にスマホをかざすと観光地の方向が表示される機能などがある。協会の堀泰則会長は「最先端の技術との組み合わせが面白い。リピーター客の増加にもつながれば」と期待する。

 (片山さゆみ)

目的で旅を選ぶ
気分で旅を選ぶ
旅コラム
国内
海外