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【石川】トキ 舞う九谷皿 いしかわ動物園公開で記念品

ジャンル・エリア : 動物 | 展示 | 工芸品 | 石川  2016年11月22日

トキを上絵付けした九谷焼の豆皿を手掛けた堀畑蘭さん=能美市泉台町の九谷焼技術研修所で

トキを上絵付けした九谷焼の豆皿を手掛けた堀畑蘭さん=能美市泉台町の九谷焼技術研修所で

金沢の堀畑さん制作

 いしかわ動物園(能美市)で19日にあったトキの一般公開式典で、トキをあしらった九谷焼の豆皿が記念品として来賓に配られた。制作した九谷焼技術研修所(同市)卒業生の堀畑蘭さん(22)=金沢市八日市=は「特別な機会を与えてくれた鳥。今後の創作にも取り入れたい」とトキへの感謝を語った。

 豆皿は8.5センチ四方の正方形。四季をテーマにした4枚1組の作品で、春はタンポポのそばを餌を探して歩くトキ、夏は田園の上を舞うトキ、秋は紅葉した山々の上を飛ぶトキ、冬は雪を冠した白山を背景にたたずむトキが描かれている。今月末から研修所に飾るほか、12月14~28日に園内で展示する。

 制作の発端は昨年5月。全国植樹祭で来県し、研修所を訪れた天皇、皇后両陛下に研修所の研究科生だった堀畑さんがトキの上絵付けを披露した。「同じ年の春に佐渡島で放鳥されたトキが能登に舞い降りたのが題材に選んだきっかけ」。研究科卒業後の今年8月、式典での記念品について、動物園から研修所に相談があり、堀畑さんに白羽の矢が立った。

 「戸惑い半分、うれしさ半分だった」と堀畑さん。約1カ月かけ、園でスケッチし、飼育員に生態を聞いて構想を練った。苦労したのは、羽にある独特なピンク色、トキ色の着色。19日に初めて実物のトキを見た堀畑さんは「本物に近いきれいな色を出せたと思う」と胸をなで下ろした。

 堀畑さんは来年度から、能美市内の陶芸工房に就職する。 (吉野淳一)

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