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【滋賀】地元小学生がガイドで活躍 長浜の小谷城跡

ジャンル・エリア : まちおこし | 歴史 | 近畿  2016年11月25日

浅井氏三代や小谷城について観光客らに案内する児童ら(左)=長浜市湖北町で

浅井氏三代や小谷城について観光客らに案内する児童ら(左)=長浜市湖北町で

 長浜市小谷小学校5、6年生が週末、地元の国史跡・小谷城跡(同市湖北町)で「小谷城こどもガイド隊」を務めている。観光客から好評で、故郷の宝を伝える児童らの心に郷土愛が育っているようだ。

 ガイド隊は毎年度編成され、本年度は38人。4年前、小谷小の元校長だった伏木さん(66)が、高学年を対象に呼び掛けて始まった。同校では、北近江の戦国大名・浅井氏三代と、居城だった小谷城の歴史について全校児童が学んでおり、小谷山を訪れる観光客に学習成果を披露することで、地域に誇りを持ってほしいという願いが伏木さんにあった。

 児童らは4月から、浅井氏の歴史やガイドの心構えなどを3、4回学習。5月の大型連休、夏休み、11月の観光シーズンの週末や祝日に、都合のつくときに参加している。

 5年生は、2011年のNHK大河ドラマ「江・姫たちの戦国」のロケ地にもなった桜馬場跡など定点に分かれ、山を登ってきた観光客にそれぞれの場所の歴史を紹介。6年生は、観光客と一緒に歩きながら要所要所で案内している。

 今年11回目の案内となった23日は、23人が浅井家の家紋「三盛亀甲(みつもりきっこう)花菱」を入れたオレンジ色のジャンパーを羽織って参加。林道途中にある虎御前山展望所では、琵琶湖を見渡しながら、織田信長が小谷城を攻撃するために陣を築いた山をはつらつと紹介し、観光客らは目を細めながら聞いていた。

 6年男子児童(11)は「見に来てくれた人に小谷城のことを知ってもらえて良かった」、5年女子児童(11)は「自然がたくさんある小谷のことを知ってもらえてうれしい。6年生になったら、小谷城跡のどこでも案内できるように勉強したい」と笑みを浮かべていた。

 伏木さんは「取り組みも徐々に定着してきた。地域も喜んでくれている。大人になっても、ガイドをしてくれたらうれしい」と期待している。ガイド隊は27日午前、本年度最後の案内をする。

 (浅井弘美)

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