【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【富山】石黒宗麿の秀作並ぶ 新湊博物館 陶芸や書など70点

【富山】石黒宗麿の秀作並ぶ 新湊博物館 陶芸や書など70点

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 工芸品 | 芸術  2016年12月01日

石黒宗麿が33歳のころ制作した陶彫「虎」=富山県射水市新湊博物館で

石黒宗麿が33歳のころ制作した陶彫「虎」=富山県射水市新湊博物館で

 富山県射水市新湊地区出身で、人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定されていた陶芸家石黒宗麿(1893~1968年)の秀作が並ぶ「館蔵石黒宗麿展」が、同市新湊博物館で開かれている。同館が所蔵する陶芸や書など約70点が並ぶ。来年2月12日まで。

 中国・宋の時代の焼き物に魅了されて陶芸家を目指した宗麿は、同時代から途絶えていた木の葉模様を器に焼き付ける「木葉天目(このはてんもく)」の再現に成功し、55年には人間国宝に認定された。作品は模様や形を下描きして計算して作っており、今回の展示では制作過程が分かるように下描きしたスケッチブックと一緒に並べた作品もある。

 来年の干支(えと)にちなんで展示した「白地線刻鳥文壺(しろじせんこくちょうもんつぼ)」は、くぎの先端で付けたような跡で5羽の小鳥が描かれ、軽妙な動きを表現。33歳で制作した陶彫「虎」は今にも動きだしそうな仕上がりで、同市新湊南部中学校2年の矢野さん(14)と堀さん(14)は「目に迫力があった」と声をそろえた。

 12月18日には宗麿の茶わんを使った呈茶会が開かれる。午前9時~午後5時。火曜定休。観覧料一般310円。 (山本拓海)

目的で旅を選ぶ
気分で旅を選ぶ
旅コラム
国内
海外