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【滋賀】仙人や武人ら集め企画展 彦根城博物館

ジャンル・エリア : 展示 | 文化 | 歴史 | 芸術 | 近畿  2017年01月18日

中国の仙人らの掛け軸や巻物などが並ぶ会場=彦根市の彦根城博物館で

中国の仙人らの掛け軸や巻物などが並ぶ会場=彦根市の彦根城博物館で

 中国の仙人や武人らの掛け軸や巻物などを集めたテーマ展「中国故事人物の姿-三国志の諸葛孔明から詩聖李白まで」が、彦根市の彦根城博物館で開かれている。神・仙人、武人など、僧・高士の3部構成で、21点を展示している。2月11日まで。

 「鍾馗(しょうき)図」は、江戸後期に活躍した絵師狩野永岳(えいがく)が力強く表現している。鍾馗は、唐の玄宗皇帝が病の際に夢に現れ、魔をはらって治したことから、邪気をはらうとされている。

 彦根出身で、江戸後期に名古屋や京都などで活動した張月樵(ちょうげっしょう)が手掛けた巻物「蔡文姫帰漢図」は、今回が初公開。後漢の蔡文姫が南匈奴(きょうど)の左賢王の妻にさせられ、武将曹操に助けられて帰郷がかなったが、子は置き去りになった故事を表している。

 このほか、軍師諸葛亮を含む周代初期から南宋までの36人を描いた手鑑(てかがみ)形式の画帖「武仙(ぶせん)手鑑」や、明治から大正期の画家で儒者の富岡鉄斎が北宋の詩人蘇軾(そしょく)の事績を描いた「東坡画冊(とうばがさつ)」などがそろう。

 学芸員の高木文恵さんは「仙人や武人らに中国人が憧れを抱き、当時の日本人も親しみを持った世界観が展開されている。そうした文化を知る機会として、楽しんでもらいたい」と話している。

 高校生以上500円、小中学生250円。(問)彦根城博物館=0749(22)6100

 (木造康博)

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