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【石川】明治期の木遣り初再現 小松の保存会 5日、山間部で

ジャンル・エリア : 文化 | 石川 | 神社・仏閣  2017年02月01日

京都市の東本願寺で木遣り唄を披露した保存会=昨年11月(大聖寺教務所提供)

京都市の東本願寺で木遣り唄を披露した保存会=昨年11月(大聖寺教務所提供)

 木遣(きや)り唄(うた)の継承に励む石川県小松市の「加賀献木木遣り保存会」は5日、明治時代に小松市の山間部にある巨木を運び出していた現場で初めて木遣りを再現する。保存会は、木遣り体験の参加者を募集している。

 木遣り唄は、東本願寺(京都市)再建に必要な巨木を運び出す際、加賀地区に住む門徒がうたった。「ヨーイヨイ」という掛け声に合わせて勢いよく木を引く。保存会は昨年11月、東本願寺修復完了のセレモニーで木遣りを披露している。

 現場は小松市日用町のししん谷で、明治時代に2本のケヤキが寄進され、最後の巨木1本が残る場所。当時は木が腐りにくく虫が付きにくい冬に木を伐採し、雪の上を滑らせて運んでいたといい、今回初めて冬場の再現に挑戦する。

 当日は保存会が、東本願寺の木遣りの披露用に作った大木(長さ8メートル、直径85センチ、重さ500キロ)を会員や真宗大谷派小松、大聖寺両教務所の門徒、市内の小学生らで250メートルの山道を引き出す。

 冬場の木遣りは命懸けだったと伝えられており、山本正之会長(72)は「先人の苦労をしのびながら、雪の木遣りをかみしめたい。木遣りを知らない人にも見てほしい」と意気込んでいる。参加希望者は、山本会長に電話で申し込む。(問)山本会長0761(65)1644

 (竹内なぎ)

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