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【愛知】イチゴ狩り 愛知県南知多町

ジャンル・エリア : グルメ | 愛知 | 果物 |   2017年02月16日

ハウスの中でおいしそうなイチゴを探す子どもたち

ハウスの中でおいしそうなイチゴを探す子どもたち

甘く新鮮“春”を味わう

 知多半島先端に位置する愛知県南知多町に甘ーい春を探しに出掛けた。同半島には、この時期に観光の目玉となるイチゴ狩りができる農園が年々、増えている。

 ケーキ店が併設されている「いちごの丘」に立ち寄ってみた。ここは酸味が少なく甘みが強い章姫(あきひめ)と呼ばれる品種、約4万株を栽培している。受け付けを済ませて、扉を開けると、約4500平方メートルの広大なビニールハウスの中には、プランターが整然と並んでいる。60分制で時間内は食べ放題だ。

 食べ方は熟れている実をつまんで、へたを折るように採る。イチゴの糖度は先端が高いので、これは後の楽しみにとっておいて、へたの方からがぶり。採れたてはみずみずしく、かむにつれて甘くなる。腰ぐらいの位置にイチゴが垂れ下がっているので、しゃがまなくてもいい。次に練乳を付けて味わったら、5センチぐらいある大粒を探しながらうろうろする。

 へたの数から、1人5パック以上は食べたと思われる20歳代のカップルもいて、さらに練乳もおかわり。「あー幸せです。昼ご飯を食べたのにいけますね。さあ第2ラウンドです」と、男性の手をとって、再びイチゴに向かう女性。いろいろな味を楽しむために、はちみつなどのトッピングを持参する人もいた。家族連れも多く、イチゴをほおばる子どもにお父さんは目を細めながら「家族で来ると、高くつきましたが、笑顔が見られてよかった」。

 イチゴ狩りの後は新鮮なイチゴを使ったスイーツやコーヒーも味わえるケーキ店へ。先ほどの女性ではないが、こちらも別腹状態で駆け込んだが、満席で断念した。人気があるのはケーキセット(900円)で、いちごロール1カットなど2種類が味わえ、飲み物も付く。いちごパフェ(900円)も気になった。どんどん「進化」するイチゴ狩り。ケーキなどスイーツが味わえたり、ジャムなどのお土産があるのはもちろん、夜間にイチゴ狩りができる農園もあるという。

魚介類を求める人で熱気があった師崎漁港朝市=いずれも愛知県南知多町で

魚介類を求める人で熱気があった師崎漁港朝市=いずれも愛知県南知多町で

 知多半島へ来たなら気になるのは海の幸だ。師崎港の魚市場で開かれている「師崎漁港朝市」へ。市場は魚介類を求める人で熱気があり、年々人気が高まっている。アナゴやイワシなどの干物は炭火であぶったのを試食させてくれるのがいい。

 まだ春先とあって鮮魚の種類は少ないものの、ワカメなどを使った地元各店自慢のつくだ煮やシラスの釜揚げが並ぶ。採れたてワカメ(1袋数100円)が人気で、名古屋市の男性は「お湯にくぐらせると鮮やかな緑にななるワカメを見ると春が来たなと感じます。茎は豚肉とともに油でいためると最高です」と話していた。春を先取りできた知多半島の旅だった。 (柳沢研二)

 ▼ガイド 「いちごの丘」は午前10時から午後4時までで、火、水曜が定休。4月10日まで大人1800円、小学生1500円、2歳以上の幼児1200円。その後、閉園予定の5月21日まで、2段階で値下げ。電話またはインターネットで要予約。(電)0569(83)1519。師崎漁港朝市は午前8時から正午まで。水曜定休。毎月第3日曜には、先着500人に海鮮汁のサービスがある。師崎商工会(電)0569(63)0349

(中日新聞夕刊 2017年2月16日掲載)

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