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【愛知】南吉ゆかり「カガシヤ」再生 半田で25日に地域交流施設が開所

ジャンル・エリア : まちおこし | 展示 | 愛知  2017年02月24日

まちづくりステーション「カガシヤ」の前でチラシを手にイベントをPRする竹内さん(左)と水野さん=半田市銀座本町で

まちづくりステーション「カガシヤ」の前でチラシを手にイベントをPRする竹内さん(左)と水野さん=半田市銀座本町で

 半田商工会議所は25日、半田市銀座本町4の建物を地域交流施設「まちづくりステーション『カガシヤ』」として開所する。7年ほど前に閉店した喫茶店「カガシヤ」のあった建物で、現地に移転する前のカガシヤには市出身の童話作家新美南吉(1913~43年)も通ったとされる。再び住民が寄り合う場を目指し、25、26の両日はお披露目を兼ねた記念イベントがある。

 施設はJR半田駅近くにある木造2階建て延べ100平方メートル。半田商議所が、土地と建物を借りて、新たに空調設備を取り付けた。1階は喫茶店時代の調理設備があり、2階は洋間が2つある。

 毎週火曜日は施設を開放し、地域住民の交流を図る。火曜以外の平日は施設を有料で貸しだす。3~4時間単位で1、2階貸し切りは2000円、どちらかの階のみは1000円。地元の人は半額で借りられる。商議所は地域の会合やサークル活動、料理教室などの利用を想定している。

 4月からは開業を目指す人の仮出店の場「チャレンジショップ」として、土日を含め最大4日間の貸し出しも始める。

 喫茶店「カガシヤ」は1932年ごろ、現在の建物近くで開業。新美南吉の日記には「かがしの中は田舎の喫茶店としては明るく温かだつた」(37年2月15日)などと頻繁に出てくる。2004年に現在の場所に移転し、旧店舗は取り壊された。

 25、26日は南吉が喫茶店で飲んだ味をイメージしたコーヒーの無料振る舞い(数量限定)や昔の店舗が分かる写真の展示などがある。半田商議所の竹内圭志さん(40)は「大人から子どもまでたくさんの人に活用してほしい」と呼び掛ける。半田駅前商店街振興組合副理事長の水野正隆さん(51)も「昔のように駅前商店街がにぎわう拠点になればうれしい」と期待する。(問)半田商議所=0569(21)0311

 (三宅千智)

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