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【富山】旅は問う 私の現在地 富山市出身・高崎さん 高岡で写真展

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 芸術  2017年02月27日

東日本大震災の発生前と後に、同じ場所から撮影した風景写真を並べた作品を説明する高崎勉さん=高岡市ミュゼふくおかカメラ館で

東日本大震災の発生前と後に、同じ場所から撮影した風景写真を並べた作品を説明する高崎勉さん=高岡市ミュゼふくおかカメラ館で

時系列 30年の軌跡

 富山市出身の写真家高崎勉さん(50)=東京都在住=による県内初の作品展「30年の旅の軌跡」が、高岡市ミュゼふくおかカメラ館で開かれている。広告写真家だった高崎さんによる初のアート写真から制作途中の作品までが時系列に並び、写真家としての歩みが分かる展示になっている。3月5日まで。(山本拓海)

 高崎さんは東京工芸大短期大学部を卒業後、12年間の会社勤務を経て1999年に独立。広告写真の撮影と並行してアート作品を撮り始め、2011年から定期的に発表している。

 黒い背景に浮かぶ線香花火を写した作品や、水平線を撮った写真など90点が並ぶ。未発表作の中には、07年に撮った風景写真を16年に全く同じ場所で撮り、2枚を並べた作品がある。桜はその枝を確実に伸ばし、芝生はクローバー畑に変わった。東日本大震災があった11年を境目に、変わったのは、風景か、撮影者か、写真を見ている人か、を問いかける作品となっている。

 写真には説明文が添えられ、撮影の背景や作品に込めた思いが分かるようになっている。高崎さんは「現代を生きる自分のメッセージを感じてほしい。節目の展示だが、集大成でなくこれからへの第一歩にしたい」と力を込める。

 午前9時~午後5時。月曜休館。入場料は一般300円、高校・大学生200円、小中学生100円。 

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