【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【静岡】浜松まつり 「直虎効果」追い風に

【静岡】浜松まつり 「直虎効果」追い風に

ジャンル・エリア : まつり | 文化 | 歴史 | 静岡  2017年04月12日

ツアー客でにぎわう浜松まつり会館の館内=11日、浜松市南区中田島町で

ツアー客でにぎわう浜松まつり会館の館内=11日、浜松市南区中田島町で

◆名所ツアー人気 来場者増に期待

 5月3~5日に開かれる浜松まつりは今年、かつてない追い風を受けそうだ。浜松市を舞台にしたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放送が全国から注目を集め、観光名所の訪問や問い合わせが相次いでいるという。開幕を3週間後に控え、さらなる「直虎効果」に関係者の期待が高まっている。

 11日午前9時すぎ。南区中田島町の浜松まつり会館に、6台の観光バスが横付けされた。京都の信用金庫が企画し、北区細江町の大河ドラマ館などを1泊2日で巡るツアー。215人が、次々と館内に吸い込まれた。

 ひときわ人気を集めたのは、昨年のまつりで市職員らが揚げた、井伊家の旗印の井桁をあしらった「直虎凧(だこ)」。浜松は初めてという女性(75)は「直虎の時代から、こんな大きな凧を揚げてきたなんて」と驚いた。

 浜松まつり会館の高橋正詔(まさのり)館長(64)によると、一説では室町時代に浜松を治めた引馬城主に長男が生まれた際、跡継ぎの誕生を祝おうと、村人が凧を揚げたことがまつりの起源。当時の永禄年間(1558~69年)は、ドラマの主人公・井伊直虎が20~30代のころと重なるため、ゆかりの地を巡るツアー客や家族連れらの来館が急増している。

 今年3月までの1年間には3万2848人が訪問。前年より1万人も増えた。高橋さんは「明確な直虎効果。実際に浜松まつりを見てみたいという人も多く、まつりは例年以上に盛り上がりそう」と声を弾ませる。

 まつり本番への直虎効果も大きそうだ。来場者は例年、150万人ほどで推移しており、過去10年の最多はディズニーパレードのあった2013年の約188万人だった。浜松まつり組織委員会の事務局担当者は「東京の旅行会社などから、問い合わせが多く来ている。ディズニー超えもあり得る」と話す。

(鈴木凜平)

旅コラム
国内
海外