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【滋賀】空き町家変身、いなせな宿に 大津で27日開業

ジャンル・エリア : その他 | まちおこし | 近畿  2017年04月19日

朝食会場にもなるカウンターと吹き抜け=大津市長等の「大津町家の宿 粋世」で

朝食会場にもなるカウンターと吹き抜け=大津市長等の「大津町家の宿 粋世」で

 大津市中心部で空き町家を活用した初めての宿泊施設「大津町家の宿 粋世(いなせ)」(長等三)の竣工(しゅんこう)式と内覧会が17日にあった。昭和初期の雰囲気を味わえる宿として、27日に開業する。

 町家は1933(昭和8)年、米穀商の自宅として建てられ、購入した米原市の「湖北設計」が昨年から改修してきた。木造2階建て母屋には和室2室、洋室2室を設け、平屋の離れに和洋室1室がある。定員は17人、料金は1泊朝食付きで1人6500円から。

 改修に際し、建築当時からある建材を極力使った。床板はマツで補修し、壁も当時と同じ黒壁にした。町家にあった古いタンスやミシン台などは、そのまま客室の調度品として活用。照明器具も当時のコードに交換するなど、徹底して「昭和レトロ」の再現にこだわった。

 朝食会場に使う1階の16畳の客間は、昼間に茶や花の体験講座を開くなど、コミュニティースペースとして多目的に使う予定。外国人旅行客にも使いやすいよう、カウンター式の食事スペースも設け、将来的にはカフェとしての営業も視野に入れている。

 同社は昨年1月、空き町家紹介サイト「大津百町・町家じょうほうかん」を通じて建物を購入。市が進める中心市街地活性化の一環として、経済産業省の補助金を受けて改修してきた。

 見学した越直美市長は「建設当時が再現されて、1軒まるごと博物館のよう」と驚いていた。世一(よいち)辰男社長は「外国人も含め、大津の歴史、文化に触れてもらえるよう、皆さまもご協力を」と集まった地元の関係者に呼び掛けた。

 20日には一般向けの内覧会がある。(問)粋世=077(510)0005

 (野瀬井寛)

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