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【富山】組み付け、公開 小矢部 歌舞伎山 15年ぶり雄姿

ジャンル・エリア : まつり | 富山 | 展示 | 文化  2017年04月24日

年配者の指導で歌舞伎山を組み立てる住民たち=小矢部市中央町で

年配者の指導で歌舞伎山を組み立てる住民たち=小矢部市中央町で

 小矢部市の中下飯田鍛冶町の歌舞伎山の組み付けが22、23の両日、同市中央町の道林寺であり、15年ぶりに豪勢な姿を見せた。29日の石動曳山(ひきやま)祭まで公開する。

 曳山祭には11基の花山車が登場するが、旧石動町にはかつて子ども歌舞伎を上演した歌舞伎山も6基ほど残っている。上埜盛生さん(83)ら古株の住人によると、中下飯田鍛冶町は近年、1992年に女の子が踊りを披露。その後、2002年に展示だけしたのを最後に山蔵にしまったままだった。世帯数や子どもの減少が理由という。

 このままだと組み付けが分からなくなり、歌舞伎山の伝統が途絶えると、住民らが市の資金援助を得て奮起。若手を中心にした約20人が年配者の助言や昔のビデオ映像をもとに手順を確認しながら組み立てた。

 歌舞伎山は高さ約5メートルあり、漆塗りの柱や豪華な彫刻、螺鈿(らでん)細工が目を引く。上埜さんは「順番を間違えると、組めない。若手にしっかり引き継ぎ、町の財産を守りたい」と話した。 (山森保)

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