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【岐阜】飛騨の桜に酔う

ジャンル・エリア : 岐阜 | 神社・仏閣 |   2017年04月26日

満開を迎えた県天然記念物の鎮護桜=飛騨市古川町袈裟丸で

満開を迎えた県天然記念物の鎮護桜=飛騨市古川町袈裟丸で

 飛騨市で例年より1週間ほど遅く桜が満開になった。桜の名所では、訪れた人が花をめで、春のひとときを楽しんでいる。

◆地域見守る古木 慈眼寺

 古川町袈裟丸の慈眼寺(じげんじ)の境内では、県天然記念物の「鎮護桜(ちんござくら)」が咲き誇っている。

 種類はエドヒガンで、木の胴回りは3メートルに及ぶ古木。江戸時代初期、同寺の第5代の和尚が国の平和を願って大和路を遍歴した際、大和の寺から持ち帰って植えたとされる。

 一時は根が腐るなど弱ったというが、袈裟丸の住民らが保全に努め、今は再び勢いを取り戻している。

 同寺の原田淳子さん(74)は「地区のシンボルのような桜で親しまれています」と話している。今月いっぱいは楽しめるという。

水面に幻想的に映し出された夜桜=飛騨市古川町杉崎で

水面に幻想的に映し出された夜桜=飛騨市古川町杉崎で

◆水面に鏡映し風情を味わう 宮川堤防沿い

 古川町杉崎の宮川堤防沿いでは、ライトアップされた「御所桜」が、水田に映し出され、幻想的な空間を作り出している。

 堤防には、杉崎の住民が長年にわたって植樹した桜並木が広がる。ライトアップは、約100メートルの区間。照明を当てたソメイヨシノが、水を張った田んぼに鏡映しになっている。今年は、よりきれいに映るように、田んぼのあぜを取り除いた。

 訪れた人が写真を撮ったり、堤防を歩いたりして風情を堪能している。ライトアップは午後6~10時で、葉桜になるまで続ける。

 22日には、同所で「御所桜さくら祭り」を初開催。おでんや焼き鳥などの出店が並んだほか、大正琴や尺八など地元の7団体が出演し、美しい音色を奏でた。木本良樹実行委員長(59)は「杉崎を見守り続けてきてくれた桜を大切にしていきたい」と話していた。

 (浜崎陽介)

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