【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【岐阜】がん闘病の書道家、近藤さんが個展 多治見

【岐阜】がん闘病の書道家、近藤さんが個展 多治見

ジャンル・エリア : 展示 | 岐阜  2017年05月11日

がんとの闘病を続けながら作品展を開いた近藤さん=多治見市笠原町のギャラリー七夕家で

がんとの闘病を続けながら作品展を開いた近藤さん=多治見市笠原町のギャラリー七夕家で

 がんと闘病する多治見市笠原町の書道家、近藤保子(雅号・阜陵)さん(70)による個展「身近な言葉の小さな作品」が同所のギャラリー七夕家で開かれている。ギャラリーのオーナーや書道教室の生徒の応援で企画され、近藤さんは「みんなの支えでかろうじて立ち上がれた」と感謝した。

 近藤さんは1975(昭和50)年から、自宅で書道教室を開き、現在は4歳児から90代までの約70人を指導している。

 がんとの闘病は2000年から始まった。見つかった大腸がんは、肺、肝臓に転移。3回の手術と放射線治療を経て、今は、飲み薬の抗がん剤を服用している。昨年6月には肺炎でも手術をし「正月を越えられるか分からなかった」と振り返る。

 会場には、はがきや短冊サイズなどの作品30点が展示されている。「大切なのは心のもちかた」「頑張ってはつらいね でもがんばるのよとこころから願ってます」など自分の心境をしたためた書も並ぶ。

 近藤さんは「治療でふさぎ込んでおり、最初は断ったんです。けれど、励ましの言葉を頂き、あきらめずにやってきて開催できてよかった。作品は、誰が読んでも理解できる表現がモットー。私がみなさんへの感謝の気持ちを込めて書いたものもあります」と紹介する。

 28日まで。月曜休み。午前10時~午後3時。(問)七夕家=0572(44)2288

 (篠塚辰徳)

旅コラム
国内
海外