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【滋賀】笑いで大津を元気に 2日、10年目「わらげん寄席」

ジャンル・エリア : 文化 | 近畿  2017年06月01日

昨年10月の寄席に出演した桂九雀さん=大津市浜大津の旧大津公会堂で

昨年10月の寄席に出演した桂九雀さん=大津市浜大津の旧大津公会堂で

 「笑い」を通じて大津市中心部ににぎわいをつくろうと、市民団体が開く「わらげん寄席」が、10年目を迎えた。当初会場としていた滋賀会館が閉館するなど環境は変わったが、多くの常連客に支えられて存続してきた。2日、33回目の寄席を旧大津公会堂で開く。

 桂九雀(くじゃく)さんと、草津市出身の桂三風さん、初出演となる桂慶治朗さんの3人が高座に上る。会場ではコーヒーやパンなどを販売するほか、景品が当たる抽選会もあり、10年目の節目を盛り上げる。

 寄席は、県が滋賀会館廃止の方針を示していた2008年に第1回が開かれた。地元の芸術関係者を中心に世話人会「笑ってもっと元気をだそう会」(わらげん会)を結成し、九雀さんはこれまで全公演に出演している。

 会館は当時、大ホールの照明も使えない状態で、ロビーや集会室を使って開催した。気軽に聴きに来られるように入場料も格安にし、会館の存続を求める署名活動も展開した。

 会館は10年に閉館。それでも「寂しくなった町ににぎわいを」と場所を替えて公演を続けた。支援を受けた県の外郭団体の改組で継続が難しくなったが、入場者からの要望も強く、入場料を引き上げながらも年2回の開催を続けている。

 今も毎回100人ほどが詰め掛け、常連客も多い。会長の竺(じく)文彦さん(69)は「10年たって、九雀さんの落語もさらに魅力を増している。若い人もこの機会に落語を聴いて、輪に加わってほしい」と話す。

 午後6時半開演。入場料は前売り2000円(当日2300円)、大学生以下は1000円(同1300円)。前売り券は中央一の大津百町館で販売。(問)同会事務局=090(2197)3371 

 (野瀬井寛)

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