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【石川】のとじま水族館・海づりセンター 石川県七尾市

ジャンル・エリア : 水族館 | | 生き物 | 石川  2017年06月01日

お父さんとお母さんとともに思い出に残るクロダイを手にする遠藤雅和君

お父さんとお母さんとともに思い出に残るクロダイを手にする遠藤雅和君

見て、釣って“名人”気分

 石川県七尾市の「のとじま水族館」に隣接する「海づりセンター」は釣り入門にぴったりの施設で、沖に突き出た桟橋からは、アジやグレ(メジナ)に加えてクロダイも狙える。これから釣れる魚種も増えて、ビギナーでも、高級魚のキジハタなどがヒットする可能性もある。仕掛け付きの貸しザオもあるので、手ぶらでもOK。水族館で魚見学をした後にさわやかな海風を受けながら、釣り糸を垂れてみよう。

 海づりセンターの入り口から沖に延びた桟橋を60メートル行くと、升形の釣り桟橋がある。40メートル4方で海面までは4メートル近くある。ここは潮流が速く、周囲に魚が集まりやすい魚礁があって魚影は濃い。水道や水くみバケツ、大物を取り込む際に必要なタモまで完備している。

 能登内浦の穏やかな海に点在する緑濃い島々が間近に見える。日によっては魚を追って泳ぐイルカも眺められる。ただ、イルカが現れると魚の食いは落ちるという。

 水深は10メートル前後で仕掛けを落とし込むだけでいい。仕掛けは胴突き2、3本針で下にはオモリ5号をセットし、餌はオキアミ。オモリの部分に集魚用のだんごを付けると、勝負が早い。アジ狙いならアミエビのこませにサビキ仕掛けでもいい。

 この日の午後は親子釣り教室も開かれていて、50人近くがサオを出していた。胴突き3本針仕掛けを落とし込むと、15センチ前後のアジやグレがヒットし、ウミタナゴも交じった。だんごを落とすと、グレやアジなどが集まってくるのが見えたものの、海水温がまだ15度と低く、苦戦する家族が多かった。

大型水槽を悠然と泳ぐジンベエザメ(中央)=いずれも石川県七尾市で

大型水槽を悠然と泳ぐジンベエザメ(中央)=いずれも石川県七尾市で

 隣にいて仲良くなった金沢市の遠藤雅和君(8つ)とともにサオを出していると、アジとは違う引き。遠藤君にサオを渡すと「あー重いよ」と必死にリールを巻いていた。上がってきた20センチ級のクロダイに大喜びだった。

 一方、同水族館は能登半島近海に回遊してくる魚などの生き物を中心に約500種4万点を展示している。七尾沖で捕獲されたという全長4、5メートルのジンベエザメは大型水槽をゆったりと泳ぎ、迫力がある。イルカとの触れ合いや魚への餌やりなども体験できる参加型の水族館で子どもたちに人気がある。

 お勧めは午前中に水族館を見学し、昼食の後にゆっくりと釣り糸を垂れるプランだ。水槽に泳いでいるような魚を実際にゲットして、夏の思い出に花を添えよう。 (柳沢研二)

 ▼ガイド 海づりセンターは午前9時~午後5時(11月30日まで)で高校生以上510円、小中学生300円。貸しザオ510円、餌のオキアミ150円。のとじま水族館も同じ営業時間で高校生以上1850円、3歳~中学生510円。水族館入場者を対象に海づりセンターの入場料、貸しザオ、餌が付く「セット割引」もある。高校生以上800円、小中学生600円。駐車場から同センターまで、数百メートル歩かなければいけないので、キャリーなどがあると便利。のとじま水族館(電)0767(84)1271

(中日新聞夕刊 2017年6月1日掲載)

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