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【愛知】伊良湖 愛知県田原市

ジャンル・エリア : グルメ | 愛知 | 果物 | | 特産  2017年06月15日

ハウスの中でマスクメロンを収穫する伊藤楓さん=愛知県田原市で

ハウスの中でマスクメロンを収穫する伊藤楓さん

大地と海の恵みを満喫

 愛知県田原市の伊良湖では大地と海からのフレッシュな贈り物が味わえる季節となった。

 まず伊良湖といえば「メロン狩り」。およそ6月から9月にかけて、各農園では収穫と賞味の両方が体験できる。地元の農家3軒でつくる「シーサイドファーム伊良湖」(同市和地町)に立ち寄った。受け付けを済ませ、バスに乗車して数分で収穫時期を迎えたハウスに到着した。参加者は、はさみを手に好みのマスクメロンを収穫する。

 それぞれの株には、20センチを超えるメロンが垂れ下がっている。ハウスの中を巡っていたのは三重県桑名市の伊藤楓さん(21)で、「初めての体験ですが、大きなメロンでびっくりしました。どれにしようか迷いますね」と話していた。

 収穫後はバスでレストハウスに戻って、あらかじめ冷やしてあったメロンを賞味できる。値段に応じて、さまざまなコースがあるが、食べ放題が人気だ。10きれ以上をさらりと平らげる年配夫婦もいた。こちらも試食してみたが、メロンの王様と呼ばれるだけあって、みずみずしい実は甘みがあって、どれだけでもいけそうな気がした。

 今度は海の幸を求めて伊良湖港に向かった。新たなスポットとして注目されているのが、渥美魚市場内にオープンした「いちば食堂」だ。大漁旗が張られた漁師小屋風の店内からは市場の様子も見える。新鮮な地魚を使った料理が人気で昼は満席になることもある。

渥美魚市場で自慢の地魚丼を手にする清田幸広さん=愛知県田原市で

渥美魚市場で自慢の地魚丼を手にする清田幸広さん=いずれも愛知県田原市で

 メニューは少ないものの「地魚丼」(1500円)がお薦め。ねたは市場に水揚げされた魚によって決まる。訪れた日はヒラメ、スズキ、コノシロ、コショウダイ、スミイカなど8種類のねたが載っていた。日常では味わえないプリプリとした食感だ。市場直営とあって、伊勢湾の魚をいろいろと味わえるのがいい。地元名産のキャベツやイチゴ、シラス、あら汁も付く。

 同市場社長の清田幸広さん(54)は「昼にある競りの様子も邪魔にならない程度なら、自由に見学できます」と観光客を歓迎している。伊勢湾口に位置する伊良湖は近くに全国屈指の好漁場がある。漁場に近い同市場では、約8割の魚介類が生きたまま昼の競りにかけられる。腕利きの1本釣りの漁師が朝釣れた魚を船のいけすに入れて持ち込むこともあるという。大地と海の貴重な恵みを味わった旅だった。 (柳沢研二)

 ▼ガイド 「シーサイドファーム伊良湖」は午前10時~午後4時で9月まで無休。「メロン1玉狩りと食べ放題40分(3800円)」などのコースがある。8月から料金変更。要予約。(電)0531(38)0031。「いちば食堂」は当面、土、日曜午前11時~午後3時のみ営業。日替わりの「漁師の1品」が300円から。魚市場の競りは午後0時半から。火、土曜、祝日の前日は休み。渥美魚市場(電)0531(35)6731。休暇村伊良湖ではメロン狩り食べ放題の宿泊プランもある。1室2人利用で1泊2食1人1万2900円から。(電)0531(35)6411

(中日新聞夕刊 2017年6月15日掲載)

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