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【富山】五大聖樹 命に思い 射水・金胎寺 「輪廻転生」の庭も

ジャンル・エリア : 富山 | 神社・仏閣 |   2017年06月30日

中庭を整備し五大聖樹をそろえた志村慧雲住職=射水市戸破で

中庭を整備し五大聖樹をそろえた志村慧雲住職=射水市戸破で

 仏教の開祖・釈迦(しゃか)の生涯に関わった「五大聖樹」が、射水市戸破の金胎寺で展示されている。「輪廻転生(りんねてんせい)」をテーマに整備した中庭の定期公開の一環で、日本では入手が難しいという仏教にまつわる草木が10月まで観賞できる。

 釈迦が生まれた無憂樹(むゆうじゅ)、初めて瞑想(めいそう)した閻浮樹(えんぶじゅ)、悟りを開いたインド菩提樹(ぼだいじゅ)、最高神の梵天(ぼんてん)から仏教を広めるよう懇願された尼拘律樹(にくりつじゅ)、入滅(死去)した時に囲っていた沙羅樹(さらじゅ)を鉢植えでそろえた。弥勒菩薩(みろくぼさつ)の菩提樹「龍華樹(りゅうげじゅ)」や、3000年に1度しか咲かないと言われる優曇華(うどんげ)など仏教に関連した植物もある。

 寺は1260年の創建とされ、志村慧雲住職が2011年に住職就任後、再建を進めてきた。約200平方メートルの庭は三途(さんず)の川が砂利で表現され、釈迦の誕生を祝う仏生会で釈迦をかたどった像に注ぐ甘茶や、「不老長寿の実」とされる果実を付ける郁子(ムベ)などを植えた。志村住職は「宗派を超えて来てもらい、人が豊かに生きる道を考える場になってほしい」と期待する。

 拝観無料だが、予約が必要。公開日は護摩祈願日の毎月3、15、17、28日、午前11時~午後4時。(問)0766(55)1159

 (山本拓海)

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