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【岐阜】カンボジア製かごの魅力知って 品質向上指導の池宮さん、岐阜で展示販売会

ジャンル・エリア : 展示 | 岐阜 | 工芸品  2017年07月11日

仕上がりやデザインにこだわったかご製品を手にする池宮さん=岐阜市長良の雑貨屋フラマンで

仕上がりやデザインにこだわったかご製品を手にする池宮さん=岐阜市長良の雑貨屋フラマンで

 カンボジア製のかごの品質を上げ、日本で雑貨として販売する仕組みを確立させた岐阜市福富の池宮聖実さん(29)が、初の本格的な展示販売会を、同市長良の雑貨屋フラマンで開いている。活動を始めて3年。「『貧しいから買ってあげよう』ではなく、やっと、商品力で勝負できるようになってうれしい」と笑顔を見せる。

 池宮さんは岐阜聖徳学園大に在学していた2009年、ボランティアツアーでカンボジアを訪れたのを機に、卒業後アフリカや東南アジアなど世界16カ国を1人でめぐった。

 各地に友達ができ、「貧困がひとごとじゃなくなった」。現地の人たちが自発的にお金を生み出し、解決することが重要だと気付いたという。

 14年に再びカンボジアを訪れ、生活用品として使われている手編みのかごに着目。おしゃれな「商品」に進化させるべく、1年の半分は村に住み込んで指導した。「時には心を鬼にし、結果的に心が折れることもあった」と振り返る。

 仕上がりやデザインにこだわり抜いたかご製品は、現在、角形やバッグなど20種類ほどに。商品を販売する独自ブランド「moily(モイリー)」は全国に口コミで広がり、ネット販売は予約で埋まっている。

 当初3人だった村の作り手も、現在は15人に増え、昨夏からは日本人の現地スタッフも誕生。今後は「かご以外にも広げていけたら」と話す。

 展示販売会は17日まで。かごのほか、カンボジアの布製品などが2000~1万8000円。活動の経過を紹介する写真展示もある。

 (北村希)

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