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【石川】“愛蚕蚕”玉繭恋守り 市内の絹織物会社 来月から販売

ジャンル・エリア : 文化 | 特産 | 石川  2017年07月17日

恋の象徴として玉繭を包んだお守り「恋まゆ」=白山市白峰で

恋の象徴として玉繭を包んだお守り「恋まゆ」=白山市白峰で

 白山市白峰地区に伝わる県無形文化財の絹織物「牛首紬(うしくびつむぎ)」を扱う西山産業開発(同市部入道町)は、白山開山1300年を記念して牛首紬に使う「玉繭」を包んだお守り「恋まゆ」を作った。雄と雌の蚕が入った玉繭を恋の象徴として、若者を中心に伝統産業をPRしていく。(冨田章午)

 繭は通常1匹の蚕が作るのに対し、玉繭は雄と雌の蚕が共同で作り上げる。玉繭は繭全体の2~3%の割合でできるが、2匹の糸が絡み合って紡ぐのが難しい。牛首紬には玉繭が使われていて、所々に糸の節が残ったような跡ができるのが特徴になっている。

 制作のきっかけは、県外で開いた物産展で同社の西山博之専務が玉繭の説明をすると、若い女性から「玉繭を恋愛のお守りにしたい」との声が相次いだこと。数年前には、物産展で西山専務から特別に玉繭を譲り受けた20代の女性2人が共に結婚の報告に来たという。

 15、16の両日に同市白峰の織りの資料館白山工房であった「織座市」では50個が先行販売された。西山専務は「牛首紬は着物のイメージが強いが、お守りで気軽に白峰の伝統に触れてほしい」と話した。

 8月から市内の特産品販売店「くろゆりの里」(三宮町)や「おはぎ屋」(白山町)、道の駅瀬女(瀬戸)などで販売する。1個1500円(税抜き)。

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