ジャンル・エリア : まつり | 海 | 花火 | 静岡 2017年07月17日

水面に浮かんだ板の上を、バランスを取りながら走る参加者(右)
◆水上の運動会 にぎやか
浜松市西区舞阪町の弁天島海浜公園で16日、「はまなこ夏フェスタ」が始まった。初日は強い日差しの下で、海水浴客らが海上徒競走や玉入れ合戦で熱戦を繰り広げた。
「湖の運動会」と題し、浜松や湖西市などから参加した5人1組の計24チームが、4種目の競技を楽しんだ。
海上徒競走では、船上から10メートルほど離れたゴール目がけ、水面に浮かんだウレタン製の板の上を走ってタイムを競った。水に落ちたり、足を取られて滑ったりする人が相次ぎ、一直線に素早く駆け抜けた人には、会場から盛んな拍手が送られた。
夏フェスタに先立ち、海開き安全祈願祭もあった。地元の観光協会や自治会関係者らが、海水浴シーズンの安全を祈り、玉串をささげた。
フェスタは舞阪町観光協会などでつくる実行委員会の主催、中日新聞東海本社などの共催。本社ヘリコプターによる会場への花束の投下もあった。
納涼手筒花火が8月14日に弁天島海浜公園で、15日に西区の浜名湖ロイヤルホテルで予定されている。
(古檜山祥伍)

海水浴シーズンの安全を祈願する関係者ら=いずれも浜松市西区の弁天島海浜公園で