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【岐阜】「命のビザ」原本18年ぶり 千畝記念館で一般公開

ジャンル・エリア : 展示 | 岐阜 | 歴史  2017年07月31日

「命のビザ」の原本に見入る来場者=八百津町八百津の杉原千畝記念館で

「命のビザ」の原本に見入る来場者=八百津町八百津の杉原千畝記念館で

 第二次世界大戦中に外交官の杉原千畝がユダヤ人に発給し、約6000人をナチス・ドイツの迫害から救った「命のビザ」の原本が30日、八百津町八百津の杉原千畝記念館で公開された。8月6日まで展示される。

 このビザは、実際に少女時代に命を救われたシルビア・スモーラーさん(85)=米ニューヨーク在住=が1993年に町に寄贈した。シルビアさんと両親用のパスポートに「査証」「敦賀上陸」「昭和15年7月31日」「在カウナス領事代理 杉原千畝」などと手書きされている。

 町が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」登録を申請している千畝の関連資料「杉原リスト」の1つ。町は劣化を防ぐため、普段はきり箱に入れて町役場の金庫で保管し、レプリカを同館で展示している。

 登録に向けた機運を高めようと今回、千畝の功績をたたえる「杉原ウイーク」に合わせて18年ぶりに一般公開した。米シカゴのスパンゲン・ファミリー財団が所蔵する、命のビザが記載されたリトアニア政府発行の安導券(安全通行証)の原本も特別展示され、来場者が興味深そうに見入っていた。

 8月4日午後6時半から町ファミリーセンターで、シルビアさんらの講演会や映画上映会も開かれる。

 (平井一敏)

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