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【石川】奥能登国際芸術祭 21美と連携 来月3日開幕

ジャンル・エリア : 展示 | 石川 | 芸術  2017年08月21日

連携による奥能登国際芸術祭をPRする珠洲市の泉谷満寿裕市長(右から2人目)と金沢市の山野之義市長(同3人目)

連携による奥能登国際芸術祭をPRする珠洲市の泉谷満寿裕市長(右から2人目)と金沢市の山野之義市長(同3人目)

 珠洲市で9月3日から開かれる奥能登国際芸術祭2017と金沢21世紀美術館とが相互連携することになった。20日、同美術館で金沢市の山野之義市長と珠洲市の泉谷満寿裕市長が発表した。観覧料を相互割引するほか、21美館内にPRブースを置くなどし芸術祭を盛り上げる。(松岡等)

珠洲、金沢両市長が発表 観覧料を相互割引

 10月22日までの芸術祭期間中、21美観覧券の半券か友の会会員証があれば芸術祭パスポートが前売り料金になる。逆に芸術祭パスポートがあれば21美展覧会が団体割引料金で見られる。21美では、PRブースのほか、ミュージアムショップで芸術祭前売りパスポートやガイドブックの販売も行う。

 山野市長は「21美は現代美術で金沢の街づくりに刺激を与えてきた。奥能登芸術祭もベクトルは同じで、互いに魅力を高めていければ」と連携の意義を強調。芸術祭実行委員長でもあり連携を申し出た泉谷市長は「21美をコア施設にして取り組めれば」と、集客への効果に期待を込めた。

 芸術祭は珠洲市全域が会場。「最涯(さいはて)の芸術祭、美術の最先端」をテーマに、11の国・地域から39組のアーティストが珠洲の地域に根差した作品を制作、展示する。

 27日午後1時半からは21美で、芸術祭の「開幕直前スペシャルトーク」を開き、総合ディレクターの北川フラム氏や参加作家らが芸術祭をPRする。

自作について解説する岩崎貴宏さん=いずれも金沢21世紀美術館で

自作について解説する岩崎貴宏さん=いずれも金沢21世紀美術館で

作家・岩崎貴宏さん 出品する作品解説
21美でトークイベント

 今年のベネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館代表で、奥能登国際芸術祭にも出品する現代美術作家の岩崎貴宏さんによるトークイベントが20日、金沢市の金沢21世紀美術館であった。

 岩崎さんは1975年、広島県生まれ、同県在住。衣類の生地をほどいて糸を編み上げ、鉄塔や建物を再構築する作品や、歴史的建物が水面に映る様子を精緻に立体模型化した「リフレクション・モデル」シリーズの作品で知られる。21美キュレーターの鷲田めるろさんによる企画で日本館代表に選ばれた。

 トークでは、自らの作品にある壊れたものを精緻に調べたり、停止した時間のイメージがあったりすることについて、「一瞬で時が止まった広島の原爆による影響がある」などと解説。奥能登国際芸術祭では、海岸で集めた漂着物や珠洲市の塩田の塩を素材にした作品づくりに取り組んでいることを明かした。

 (松岡等)

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