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【長野】伝統芸能守りつつ新作挑戦 伊那の「田楽座」、22日から

ジャンル・エリア : エンタメ | 文化 | 甲信越  2017年09月15日

稽古場公演に向けて練習する田楽座の座員ら=伊那市で

稽古場公演に向けて練習する田楽座の座員ら=伊那市で

 伊那市を拠点にする歌舞劇団「田楽座」が22日から3日間、同市富県の稽古場で、秋恒例の稽古場公演を開く。初めて取り組む「伊那谷民謡メドレー」や、5年ぶりに復活させる太鼓のオリジナル組曲「八天楽(はってんらく)」などを披露する予定で、出演する座員5人は、熱のこもった練習に励んでいる。

 今年は、座員の遊佐愛実さん(28)が初めて演出を担当。テーマは「挑戦」で、上演する8演目には定番の玉すだれやソーラン節のほか、座員が提案した新企画も加わった。

 初披露となる伊那谷民謡メドレーは「伊那節」「伊那の野良唄」「ざんざ節」「絵島節」の4曲で構成。伊那節は3年前から本格的に伊那節保存会に教わり、習得した歌や三味線などを演じる。

 激しく太鼓を打ち鳴らす「八天楽」は八丈島、石川県、三重県の各地に伝わる太鼓演奏を融合させた独特のリズムが特徴。新たに加わった座員から「復活させたい」との声を受けて練習を重ね、公演のフィナーレに据えた。

 鹿児島県出身の座員内村竜大(たつまさ)さん(25)がアレンジした、古典落語の鹿児島弁バージョンも披露される。

 遊佐さんは「全国各地の伝統芸能を守りつつ、新たな挑戦にも力を入れたい。伊那谷民謡メドレーでは、地元の秋祭りを見るような気分に浸ってもらえれば」と話す。

 22、23日は昼と夜の部があり、24日は夜の部のみ。昼は午後1時、夜は午後7時開演。それぞれ開演の30分前から、新たなジャンルの演目を披露する「お楽しみ企画」も。前売りは大人1000円、小中高生500円。(問)田楽座=0265(78)3423

 (岩田忠士)

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