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【長野】「観光酒蔵」として11月オープン 中川・米沢酒造

ジャンル・エリア : グルメ | 特産 | 甲信越  2017年09月29日

リニューアルした酒蔵で開かれた見学会=中川村の米沢酒造で

リニューアルした酒蔵で開かれた見学会=中川村の米沢酒造で

 地酒「今錦」の蔵元の米沢酒造(中川村)は28日、全面リニューアルした酒蔵で記者見学会を開いた。蔵を建て替え、製造設備を一新した。併設の販売店舗も完成間近で、11月10日には「観光酒蔵」として一般向けにオープンする予定。

 同酒造は1907(明治40)年創業。村内の棚田米のみで仕込む「おたまじゃくし」などが有名で、2014年には経営難だった蔵を伊那食品工業(伊那市)が引き継いで子会社化した。

 施設が老朽化していたため、15年からリニューアルを開始。鉄骨2階建ての工場(延べ床面積約2000平方メートル)と、鉄骨平屋の販売店舗(同約270平方メートル)を新築し、最新の瓶詰め機器なども導入した。総事業費は約8億円。

 見学会では、新しいこうじ室や貯蔵施設などを紹介。タンクは従来の物を使い、熟成したもろみを布の袋に入れてゆっくりと搾る伝統製法の「槽(ふな)搾り」はリニューアル後も続けると説明した。

 販売店舗には、江戸や明治期のとっくり約250本が飾られるほか、酒の試飲、地域の特産品の販売、地元作家の作品展などを企画していくという。

 塚越寛社長(79)は「造り酒屋は村の大事な観光資源。陣馬形山(じんばがたやま)に登って下りてきた人が一休みできるような場所になればいい」と話した。 

 (岩田忠士)

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