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【長野】旧松葉屋旅館、ゲストハウスとして営業再開 大町

ジャンル・エリア : まちおこし | 文化 | 歴史 | 長野  2017年10月03日

外観に大正ロマンの面影を残す松葉屋ゲストハウス=大町市大町で

外観に大正ロマンの面影を残す松葉屋ゲストハウス=大町市大町で

 大正期の洋館風建築で知られ、約6年前に廃業した大町市大町の松葉屋旅館が1日から、簡易宿所型の「松葉屋ゲストハウス」として営業を本格的に再開した。館主の中村直人さん(33)は「大正ロマンの雰囲気に浸れることができるスポットとして、PRしていきたい。街おこしの拠点にもなれば」と意気込んでいる。

 松葉屋旅館は1919(大正8)年に建てられた。木造4階建てで、最上階には赤い屋根が付いた望楼があるのが特徴。大町の近代化のシンボルとしても親しまれてきた。

 経営してきた中村さんの親戚、保子さん(82)が体調を崩したため、2011年に廃業し、その後は保子さんが自宅の一部として利用していた。

 松葉屋旅館のそばに住み、小さいころから保子さんのもとに遊びに来ていた中村さんは「歴史ある建物が活用されていないのはもったいない」と考え、素泊まり限定のゲストハウスにすることにした。

 7月から「プレオープン」として宿泊客を受け入れ、インターネットなどで宣伝したところ、計約200人が宿泊。今月から本格的に営業を再開した。

 これを記念し、中村さんの友人で、市内在住の美術家・青島左門さん(36)が描いたえとや季節の風物のアクリル画の企画展を7日から開催し、部屋や廊下に約40点を飾ることも計画している。

 中村さんは今後、青島さんの知恵も借りつつ、ゲストハウスを拠点に大正時代の雰囲気を活用した街おこしを企画していく考えだ。

 中村さんは「中心街には古い建物が少ない。大正期にさかのぼることを押し出したい」と話し、青島さんも「館内外は懐かしい物にあふれている。現代的な視点でおしゃれにアレンジしたい」と期待を語った。

 (林啓太)

 料金は1泊個室3700~4200円、相部屋のドミトリーは1泊3000円。青島さんの企画展は11月5日までで、観覧無料。(問)松葉屋ゲストハウス=0261(25)1152

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