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【岐阜】タイルと釉薬、関係は? 多治見で特別展

ジャンル・エリア : 展示 | 岐阜  2017年10月12日

会場にはガラス容器に入った色とりどりの顔料が並ぶ=多治見市モザイクタイルミュージアムで

会場にはガラス容器に入った色とりどりの顔料が並ぶ=多治見市モザイクタイルミュージアムで

 陶器のタイルと釉薬(ゆうやく)の密接な関係に注目した特別展「工場賛歌~釉薬編」が、多治見市笠原町の市モザイクタイルミュージアムで開かれている。あまり知られていないタイルの釉薬の世界を、顔料や試作品タイルを通じて知ることができる。11月26日まで。

 同館によると、タイルは建物の壁面などに使われるため、同じ発色をする釉薬が大量に必要となる。そのため、東濃地域には発色専門の顔料、釉薬メーカーができた。

 会場には、釉薬原料を細かく砕く「ポットミル」やタイルに釉薬を吹き付ける「スプレイガン」など釉薬工場で使われる道具など約40点が並ぶ。

 釉薬の製造工程を分かりやすく紹介した写真パネルのほかガラス容器に入った20色の顔料も見応えがある。タイル加工会社との取引が多い顔料、釉薬メーカーの職人たちが、発色にこだわった試作品タイルも展示されている。

 展覧会は、2016年9~12月に開催した特別展「工場賛歌~原料編」を引き継いだ企画。資料は瑞浪市陶磁資料館や地元の業界関係者などの協力を得て紹介している。

 会期中は参加者が業界関係者と交流できるイベントも企画。14日午前10時~正午には釉薬製造「カクジン」(土岐市駄知町)の水野清司社長を招いたトークイベント、20日午前9時~午後2時にはタイル製造工場を見学するツアーがある。

 月曜休み。午前9時~午後5時。一般300円、高校生以下無料。(問)同ミュージアム=0572(43)5101

 (篠塚辰徳)

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