ジャンル・エリア : 川 | 歴史 | 石川 | 紅葉 | 自然 2017年10月27日

木々が赤く色づき始める中、ゆったりと進む流し舟=加賀市の旧大聖寺川で
江戸時代の風情を残す加賀市の旧大聖寺川の両岸の木々が赤や黄色に色づき始め、流し舟の利用客の目を楽しませている。
川沿いの桜並木や旧大聖寺藩主の休憩所「長流亭」近くのケヤキは赤く染まり、エノキやイチョウは黄色く色づいている。流し舟を運航するNPO法人歴町センター大聖寺のメンバーが川沿いに植栽したモミジ28本もうっすらと紅葉を始めており、11月中旬ごろ、見頃を迎えるという。
26日は能美市の福祉施設の障害者ら8人が流し舟に乗り、ゆったりとした川下りと自然を楽しんだ。同センターの瀬戸達事務局長は「運航11年目で初めて障害者の方に乗船を試していただいた。今後は安全性を確認した上で、福祉施設の方の受け入れも前向きに考えていきたい」と話している。
(古田秀陽)