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【福井】化石発掘体験センター ホロッサ! 福井県大野市

ジャンル・エリア : 展示 | 歴史 | 福井  2017年11月16日

力を合わせて化石発掘に挑戦する家族連れ

力を合わせて化石発掘に挑戦する家族連れ

高い確率で化石ゲット

 福井県大野市の和泉地区に先月下旬オープンした市化石発掘体験センター「HOROSSA(ホロッサ)!」。化石が高確率で見つけられ、基本的に1人2個までお持ち帰りもできるとあって、家族連れを中心ににぎわっている。

 「ホロッサ」とは、福井弁で「掘ろうよ」を意味する。幅広い年代の地層がある同市は恐竜の歯、アンモナイト、貝などが数多く見つかっていて「化石の宝庫」といわれている。屋根付きの約1000平方メートルの施設には、古生代(約4億年前)から白亜紀前期(約1億3000万年前)の市内にある各地層から運び入れた岩石を年代ごとに6つのゾーンに分けてある。

 取材日昼すぎには、次々と家族連れが訪れていた。スタッフから説明を受けた参加者は、ゴーグルやハンマーを受け取って発掘に挑戦した。見つけやすい「白亜紀恐竜の森ゾーン」に人気があり、真剣な表情で石にたがねを打ち込んで割って、化石があるかどうかを確認する。スタッフが付いてアドバイスしてくれたり、その場で「鑑定」してくれたりする。

 同県あわら市の男性(44)のファミリーは貝や植物の化石を次々とゲット。男性の子供たちは「石が硬くて大変だったけれど、見つけられてよかったです」とにっこり。同ゾーンではほとんどの参加者が化石を見つけていた。

 同市はアンモナイトの化石産地としても知られる。「ジュラ紀アンモナイトの海ゾーン」では、慣れた手つきで石を割る女の子がいた。時間ぎりぎりまで粘っていたが、見つけることはできず残念そう。それでも見つけられなかった人に贈られる小指先ほどのアンモナイトを受け取ってやっと笑顔が戻った。

化石のお土産や展示コーナーもある=いずれも福井県大野市の「ホロッサ!」で

化石のお土産や展示コーナーもある=いずれも福井県大野市の「ホロッサ!」で

 記者も挑戦してみたが、10分ほどで植物の茎や葉の化石を見つけることができた。石が割れた瞬間に「何が出てくるかな」というわくわく感がたまらない。近くには「和泉郷土資料館」があり、同地区で見つかったアンモナイトや恐竜などの貴重な化石を間近で見ることができる。発掘体験は1時間なので、ドライブを兼ねて立ち寄るのもいい。 (柳沢研二)

 ▼ガイド 「ホロッサ!」は午前9時~午後4時半で、月曜(祝日の場合は翌日)休館。体験料は一般1000円、高校生800円、中学生以下500円。同伴者は300円。研究用と判断された化石は持ち帰ることができない場合もある。12月1日~3月31日の冬季期間は要予約。(電)0779(78)2070。「和泉郷土資料館」は午前9時~午後4時(日曜祝日は午後5時まで)で、月曜(祝日の場合は翌日)休館。一般200円、中学生以下無料。(電)0779(78)2845

(中日新聞夕刊 2017年11月16日掲載)

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