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【富山】高岡の工芸よりすぐり 市美術館で企画展

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 工芸品  2017年11月17日

高岡の金工を代表する作品が並ぶ会場=高岡市中川で

高岡の金工を代表する作品が並ぶ会場=高岡市中川で

 企画展「高岡に開く工芸の華」が16日、高岡市美術館で始まった。30日まで。国際北陸工芸サミット関連事業で、市、市教委、市美術館の主催。

 同館や市博物館、高岡工芸高校が所蔵する金工や漆芸、陶芸、木工、染織などの作品100点を展示。日本伝統工芸展や帝展、日展に出品された作品を中心に紹介している。

 金工では、明治時代に米国などに輸出した作品として、二代横山弥左衛門(1845~1903年)の「武人文大香炉」などを紹介。人間国宝の故金森映井智さんの象嵌(ぞうがん)鋳銅花器や大沢光民さん(76)の鋳ぐるみ鋳銅花瓶「月光」も並ぶ。

 漆芸では、高岡の漆芸史の原点とされている塗師屋八兵衛の「朱草花文(しゅそうかもん)菓子取」(10点組)はじめ、勇助塗の初代石井勇助(1810~86年)の「山水花鳥図茶棚」、彫刻塗で代表的な鯛盆(たいぼん)の最初の作品とされる「双鯛彫刻 漆器大盆」など、工芸の奥深さを見て取れる内容。漆に砥(と)の粉を混ぜて図案を盛り上げる「錆絵(さびえ)」、色漆で文様を描き、輪郭を線彫りした「存星(ぞんせい)」などの技法を用いた作品もある。

 同市美術館の山本成子学芸課長は「陶芸や染織など通常は展示していない作品も含め、よりすぐった100点。高岡の工芸の素晴らしさ、底力をぜひ見てほしい」と話す。

 開館時間は午前9時半~午後5時(入館は午後4時半まで)。観覧料は無料。月曜休館。 (武田寛史)

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