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【静岡】「ターナーからモネへ」開幕 静岡市美術館

ジャンル・エリア : 展示 | 芸術 | 静岡  2017年11月24日

開幕した会場で多くの観覧者が足を止めるモネの「パラッツォ・ダリオ」=静岡市葵区の市美術館で

開幕した会場で多くの観覧者が足を止めるモネの「パラッツォ・ダリオ」=静岡市葵区の市美術館で

◆英仏の美術交流 軌跡追う

 19~20世紀の英仏両国の美術の変遷をたどる企画展「ターナーからモネへ」(中日新聞東海本社など主催)が23日、静岡市葵区の市美術館で開幕した。英ウェールズ国立美術館の所蔵品から厳選した73点が一挙に公開され、来場者を楽しませている。

 英仏の美術は、フランス印象派のモネが1870~71年の普仏戦争時に滞在したロンドンでターナーらイギリスの巨匠の風景画に触発されるなど、双方が影響を受け合ったことで知られる。ウェールズ国立美術館は自国の画家の作品だけでなく、フランス近代美術のコレクションの豊富さでも知られ、市美術館によると、数十点規模の展覧会は約20年ぶり。

 企画展では、ロマン主義からポスト印象派までを5つの章に分けて紹介。ベネチアの運河を描いた「パラッツォ・ダリオ」などモネの油彩画3点のほか、ルノワールらフランス画家と、ターナー、コンスタブルらイギリス画家の作品が織り交ぜて展示されている。

 開幕式では、ウェールズ国立美術館のデイビッド・アンダーソン館長が「国際的な文化の交流と人や思想や美術作品が境界を超えた時に生まれる成果をテーマにしており、日本での開催にふさわしい。楽しんでほしい」とあいさつした。

 企画展は来年1月28日まで。祝日を除く毎週月曜日と年末年始(12月28日~来年1月1日)は休館。一般1200円、大学・高校生と70歳以上800円、中学生以下無料。

(松野穂波)

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