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【石川】災害時 ペットどうなるの 来月13日、能美で考える催し

ジャンル・エリア : イベント | 動物 | 石川  2017年12月13日

イベント参加を呼びかけるチラシ=能美市大成町で

イベント参加を呼びかけるチラシ=能美市大成町で

参加募集 動物病院長が講演

 能美市大成町の猫がいる雑貨販売兼レストラン「牛乳猫&きまぐれKitchen」は、来年1月13日午後1時から同店で、災害時のペットの避難について考えるイベント「備えあれば憂いなし 災害時にペットと避難するには?」(北陸中日新聞後援)を開く。店は参加者を募っている。参加無料。申し込み不要。(吉野淳一)

 イベントでは、小松市打越町の「すずき動物病院」の鈴木隆史院長が、ペットの備えなどについて講演。午後3時半からは鈴木院長を交えて座談会を開き、参加者と意見交換する。東日本大震災や熊本地震で被災したペットの惨状などを紹介するDVD上映や写真のスライドショーもある。

 阪神大震災が発生した1995年の1月17日に合わせて開いており、4回目を迎えた。神戸市灘区出身で牛乳猫を経営する谷来実子さん(44)=小松市河田町=は、震災で実家が被災。家族は無事だったが、震災翌日に実家の家族の元に駆け付けた帰り道、苦い体験をした。

 大渋滞している商店街通りで停車すると、ふいに谷さんが乗っていた車の助手席の窓をたたかれた。そこにいたのは70歳ぐらいの被災した女性。窓を開けると「こんなとこおられんから、どこか連れて行って」と頼まれた。谷さんは「結局連れていけず、罪悪感が今も残っている」と語る。

 それから18年余りを経た2013年、雌の捨て猫「みるく」を飼い始めると、「あの地震が来たらこの子はどうなるのか」とどうしようもなく不安が募った。鈴木院長に泣きながら相談し「救えなかった被災者への罪滅ぼし」の思いを込め、ペットの避難を考えるイベントを毎年開いてきた。谷さんは「被災地では災害時、ペットの命は二の次になる。オーナーが助けなければ助けられない」と訴えている。

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