【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【愛知】2つの食感、相性ばっちり 豊橋「ブラックサンダーあん巻き」人気

【愛知】2つの食感、相性ばっちり 豊橋「ブラックサンダーあん巻き」人気

ジャンル・エリア : グルメ | 愛知  2017年12月26日

正月限定パッケージに包まれたブラックサンダーあん巻き=豊橋市南小池町のお亀堂で

 豊橋市生まれの和菓子と駄菓子の異色コラボが、人気を集めている。その名も「ブラックサンダーあん巻き」。同市南小池町の老舗和菓子店「お亀堂」が、市内に製造工場がある有楽製菓(東京)のチョコレート菓子「ブラックサンダー」を使って開発した。11月の発売以来、約15万個を製造するヒット商品となっている。

 もちもちの皮の中に包まれているのは、細かく砕いたブラックサンダーの入ったチョコクリーム。優しい口当たりの和菓子の皮と、ザクザクと音を立てるチョコのお菓子。お亀堂の主力商品「もっちりあん巻き」の新商品は、2つの異なる食感が不思議とマッチしている。

 開発のきっかけは8月、お亀堂の森慎一郎社長(63)がブラックサンダーとコラボしたソフトクリームの商品を見かけたことだった。「あん巻きならば巻くだけでできる」と直感した森社長は、すぐに有楽製菓の河合伴治社長に電話。「地元豊橋の皆さんが喜ぶなら」と意気投合した。

 完成までの道のりは険しかった。ブラックサンダーの食感を残したくても、ミキサーで砕くと粉々になってしまう。有楽製菓からも「皮に付ける焼き印の稲妻の角度が違う」「チョコレートをもっと濃く」などの要望が相次ぎ、9~10月で20個ほどの試作を重ねた。

 お亀堂の商品「鬼まんじゅう」作りでサツマイモをサイコロ状に切る機械を使い、チョコの塊を残す工夫を重ねて新商品は完成。意外な食感が会員制交流サイト(SNS)などで話題となり、11月1日の発売から2カ月足らずで、あん巻き全種類の昨年の製造数15万数1000個に迫る人気商品に。客層にも変化があり、森社長は「普段は見かけない県外の人や男性、若い人が来店している。和菓子でも洋菓子でもない、新しいお菓子として楽しんで」と話す。

 1個120円、4個入り480円(ともに税込み)。東三河や浜松市の直営店、豊橋駅などで販売中。26日からは、正月限定パッケージも4個入り500円(税込み)で販売する。豊橋市内4店舗と豊橋駅のみ。

 (問)お亀堂=フリーダイヤル(0120)300334

 (高橋雪花)

旅コラム
国内
海外