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【長野】天然繭使い戌の置物 安曇野、市天蚕振興会が販売

ジャンル・エリア : まちおこし | 工芸品 | 甲信越  2017年12月28日

穂高天蚕糸の繭を使った戌の置物(手前)と過去の干支の置物(奥)=安曇野市天蚕センターで

穂高天蚕糸の繭を使った戌の置物(手前)と過去の干支の置物(奥)=安曇野市天蚕センターで

 安曇野市名産の高級生糸「穂高天蚕糸」の生産加工をしている市天蚕振興会(同市穂高有明)が、加工前の繭を使った干支(えと)「戌(いぬ)」の置物を販売している。

 穂高天蚕糸は一般的な家蚕と異なり、天蚕と呼ばれる天然種「ヤママユガ」を使う。繭の外側が淡い緑色なのが特徴で、天蚕糸は「繊維のダイヤモンド」とも呼ばれる。

 置物は「木目込(きめこ)み細工」と呼ばれる工芸品で、全長約4センチ。犬の形に掘った桐材に、薄い層状に剥がした繭を貼り付けて作る。

 淡い緑の部分ほか、繭の内側の白い部分や、通常の加工では使わない羽化時に茶色になった部分を組み合わせて体の色合いを表現。鼻や足の爪は漆で描き込んだ。

 同振興会事務局の根本理恵さんは「穂高の天蚕は地元であまり知られていない。季節の置物を通じて広まればうれしい」と話している。

 税込み1800円で、市天蚕センター(同市穂高有明、28日~1月3日休業)と市観光情報センター(同市穂高、29日~1月3日休業)で計5体を販売。少数の受注生産もでき、過去6年分の置物も注文できる。(問)同振興会=0263(83)3835 

 (川添智史)

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