ジャンル・エリア : イベント | 展示 | 文化 | 甲信越 2018年01月22日
阿智村昼神温泉郷の旅館石苔亭(せきたいてい)いしだで、今年も2000体のひな飾りが館内の能舞台を彩っている。4月3日まで。
能舞台の真上の天井からは、1つ直径10センチ前後の布製のひな飾りがいくつもつるされている。松竹梅などの縁起物のほか、険しい顔をした昼神温泉の守り神「湯屋守様」や、昼神の語源の1つとされるヒルの実(にんにく)など、中に混じる同旅館オリジナルの飾りもあり、舞台に上がって間近で楽しめる。
2月3日午後1時半からは、開催11年目を記念して、飯田市出身のシンガー・ソングライター、タテタカコさんによる演奏と同市の書道家紫綾(しりょう)さんのコラボレーションライブを開く。恒例の竹田人形座による糸操り人形公演は、同月25日から計5回、毎週日曜日に開催される。
フロント接客マネジャーの吉川隼介(しゅんすけ)さんは「春っぽい華やかな催しを楽しんで」と話している。ひな飾りや公演はすべて無料。(問)石苔亭いしだ=0265(43)3300
(服部桃)