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【富山】揚げるぞ 巨大紙風船 来月、道の駅福光で「祭り」

ジャンル・エリア : まつり | イベント | 富山  2018年01月24日

巨大紙風船作りに励む住民ボランティアたち=南砺市石黒公民館で

巨大紙風船作りに励む住民ボランティアたち=南砺市石黒公民館で

縦6メートル×横3メートル 55基、多彩な絵柄

 2月10、11日に南砺市中ノ江の道の駅福光で開かれる恒例の「南砺ふくみつ雪あかり祭り」(北陸中日新聞など後援)に向け、住民ボランティアが同市石黒公民館で連日、冬空に揚げる巨大紙風船作りを進めている。祭りの2日間には、多彩な絵柄の計約55基が浮かび上がる。

 巨大紙風船は縦6メートル、横3メートルの和紙4枚を直方体状に貼り合わせたもので、熱気球のように中の空気をガスバーナーで温めて浮かべる。石黒公民館では、住民ボランティア4~5人が連日集まり、スポンサー企業や地域の学校から寄せられた絵を4枚ずつ両面テープで貼り合わせている。

 図柄は、福光美術館で開催中の「なんと版画年賀状公募展」の入賞作のほか、地域の子どもの写真や風景画など多彩。長く製作に携わる住民ボランティアの男性(80)は「楽しんで作っている。多彩な図柄があるので大勢の人に見てほしい」と話す。

 巨大紙風船は祭り両日の正午から、天候を見ながら順次揚げる。会場では、ステージパフォーマンスや飲食コーナーも設ける。(問)事務局の「道の駅福光」0763(52)4100

 (渡辺健太)