ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 工芸品 | 芸術 2018年02月06日
富山、石川、福井、新潟県の各県立図書館が所蔵し、郷土の美術や伝統工芸などを紹介する本を展示する企画展「北陸のアート」が、富山市茶屋町の県立図書館で開かれている。12日まで。
富山県の伝統工芸品である高岡銅器の歴史をまとめた「高岡銅器史」や能楽とゆかりがある石川県加賀、能登地方を紹介する「加賀・能登の能楽」など幅広い分野を扱う21点が出品され、一部をガラスケースで展示している。期間中に2回展示を入れ替える。「アート」をテーマに各図書館の司書がお薦めした本を紹介するコーナーも設けた。
県立図書館の沢村修副館長は「4県の風土の違いを比較してもらい、美術に関心を寄せてほしい」と話した。5日は休館日。
企画展は北陸地区県立図書館長会が毎年主催。今回は、1~3月末に4県の県立図書館を巡回している。 (酒井翔平)