ジャンル・エリア : 自然 | 花 | 近畿 2018年02月26日
僧侶が堂の中で座禅を組む姿に見えることが名前の由来という「ザゼンソウ」が、高島市今津町弘川の群生地で咲き始め、残雪の中で春の訪れを告げている。見頃は3月中旬まで。
湿地に生育するサトイモ科の多年草。仏像の背後の飾りに似た紫色の仏炎苞(ぶつえんほう)が開くと中に黄色い花をのぞかせる。
近くに住む公務員の男性(37)は「雪の中で咲く姿がかわいい。(会員制交流サイトの)インスタグラムに投稿します」と話し、買ったばかりというカメラのシャッターを切っていた。
(横田信哉)