ジャンル・エリア : テーマパーク | 富山 | 花 2018年02月28日
中国原産のトウツバキが、富山市婦中町上轡田の県中央植物園で見頃を迎えている。園によると、3月中旬まで楽しめる。
日本では貴重な約20種類40本が赤やピンクの大輪の花を咲かせ、来場者はうっとりと見入っている。
トウツバキは中国・雲南省原産。春節(旧正月)の季節に咲くことから縁起が良いとされ、少数民族の伝統衣装にはトウツバキの刺しゅうが盛んに施される。唐の時代から観賞用に栽培され、現在は100以上の品種があるという。日本のツバキは近縁にあたる。
園の橋屋誠課長補佐は「雲南省は日本の植物と強いつながりのある地域。春節の季節に咲く素晴らしい花を見て」と来場を呼び掛けている。 (柘原由紀)