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【岐阜】街に春の足音、ひな飾り並ぶ 御嶽宿・伏見宿

ジャンル・エリア : まちおこし | まつり | 展示 | 岐阜  2018年02月28日

松屋山田家住宅に飾られている段飾り=御嵩町伏見で

松屋山田家住宅に飾られている段飾り=御嵩町伏見で

 御嵩町の旧中山道沿いで「御嶽宿・伏見宿のひなまつり」が開かれている。おひなさまが街角にお目見えし、道行く人に春の足音を感じさせている。3月11日まで。

 地域ににぎわいをと、住民でつくる実行委が主催する恒例の催し。御嶽宿周辺の36カ所、伏見宿周辺の21カ所の民家や店舗の軒先、公共施設などに、家で保管されていたり、町民から寄贈を受けたりしたひな人形を展示する。

 伏見の松屋山田家住宅では、住宅を管理する団体「中山道ゆったり伏見宿」が寄贈を受けた見事な7段飾りを5セット飾った。月、水、金、土曜の午前10時~午後3時に見られる。近隣の一本松公園の建屋にも人形を“お出かけ”させ、スポーツをテーマに綱引きや玉入れなどを表した。

 藤岡マリ子代表(70)は「毎年趣向を変えようとみんなで工夫している。ひな人形を飾ると、いよいよ伏見宿に本当の春が訪れる感じがします」と話した。

 御嵩の御嶽宿わいわい館では4月2日まで、可児市の鈴木美江子さんから借り受けた表情豊かな武将や七福神などの土びなの他、段飾り、つるしびななど計200点を飾っている。東濃実業高校の生徒が描いた木製の「顔出しパネル」も今年初めて設置し、人気を集めている。水曜休館。

 期間中はスタンプラリーのほか、関連イベントとして茶会や音楽会なども開かれる。(問)事務局の町まちづくり課=0574(67)2111

 (神谷慶)